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暮らしやすい中古マンションとは
新築物件と中古物件、暮らしやすいのはどちら?
新築物件と中古物件、暮らしやすいのはどちらでしょうか?注文住宅なら新築のほうに軍配が上がりますが、マンションはどうでしょうか?
前述したように多くのマンションは、住む人の目線で空間がデザインされているわけではなく、ほとんどが画一化された間取りです。
そこには、住む人の個性もなければ「こだわり」もありません。新築でマンションを購入する場合、億ションといわれる高額な物件でもモデルルームでしか、どんな空間が提供されるのか、確認することができません。
そのためいざ入居してみると、「なんか違う」ということになりがちです。その理由は簡単で、モデルルームと実際に購入するマンションの空間はまったく同じ空間ではないからです。
ですから実際に暮らしてみると、キッチンが使いにくいとか、壁の色が気に入らないとか、動線が動きにくいなど、思ってもみなかった不満が出てきます。しかし、新築マンションは基本的に万人向けにできているため、一人ひとりの個人が暮らしやすいデザインにはできていないのです。
確かに新築マンションは、真新しいという点では気持ちがいいかもしれません。でも、暮らしやすいかというと別問題です。これに対して、中古マンションはどうでしょうか。
中古マンションは暮らしやすいのか
楽しく暮らす空間と捉えると、中古マンションでも決して問題はないはずです。むしろ、立地条件や広さなどを考えると、新築物件よりかなり割安で提供されています。
そうした物件を購入して、自分たちのライフスタイルや個性、あるいは趣味を楽しめる居住空間にリノベーションすれば、新築マンションより満足度が高まるのではないでしょうか。
たとえば、中古マンションは立地条件がよく新築マンションよりかなり広いスペースのものを割安で購入できます。そうして、中古マンションを手に入れたら、余った予算の一部で自分の好きなようにリノベーションする。
従来のようにただ、壁紙を新しく張り替えたり、水回りを新しくするというリフォームではありません。遊び心があって、楽しい空間に造りかえるというのが、リノベーションです。
いわば、自分らしく生きるための空間づくりです。お仕着せの間取りは取り払って、開放感のある空間。そして、遊び心と機能性。住む人の目線で中古マンションを新築マンション以上の価値のある快適空間に造り変えるのが、私たち陽彩コーポレーションが提案しているリノベーションです。
リノベーションという考え方は、実は前述の古いものと新しいものを調和させながら、空間を楽しんでいる欧米の人たちの住空間への考え方と共通しています。
古いものに機能性だけではなくデザイン性や遊び心を加えることで、新しい価値を造り出す。このリノベーションという考え方は、これからの住空間を単なる住むための空間から生活を楽しむための、それも仲間と一緒に楽しむための空間へと変えていくのではないか。そんな新たな波動を感じさせるものです。
最近、画一的なマンションを嫌って、デザイナーズマンションといわれる、有名な建築家が設計したマンションが人気です。そこには、同じ価値観を持った人たちが集まってきて、コミュニティを形成します。
リノベーションも将来的には、同じ価値観を持った仲間が集いコミュニティを形成するようになると思っています。それも、割安の中古マンションをリノベーションするのですから、デザイナーズマンションに比べ、かなりリーズナブルな価格で手に入れることができます。
リノベーションは、自分なりの居住空間へのこだわりを実現し、自分らしいライフスタイルを楽しむためのものです。機能的でありながら、ありえそうで実は住空間に今まで使われていなかった素材や色、あるいはフローリングを斜めにしてみるとか斬新なアイデアで、どこか遊び心のある空間。そんな、住空間を造り出して提供していたいと思っています。
ただ、中古マンションは耐震性や配管の老朽化が心配という人もいるでしょう。しかし、大阪や兵庫などのいま建っている中古マンションは、あの阪神大震災にも耐えたものばかりです。これは耐震性に問題はないことの明らかな証明になるのではないでしょうか。
配管の老朽化に関しては、管理がしっかりしているマンションなら定期的にメンテナンスをしていますから、こちらもそれほど心配する必要はありません。
ただし、やはり耐震性や配管の老朽化は、中古マンションを購入するときの重要なチェックポイントです。中古マンション購入時の注意ポイントについては、次のページで詳しく述べたいと思います。