リノベーション業者の選び方

まずは実績を確認する

マンションを購入したら、いよいよリノベーションです。どんな業者を選べばいいのでしょうか。なんといっても、過去にどんなリノベーションをやってきたのか実例を見せてもらうことだと思います。

私たち、陽彩コーポレーションはリノベーション物件をホームページで公開していますし、パンフレットや建築雑誌でも紹介されています。

また、個人のオーダーで作ったものや現在借り手や買い手が見つかり、お客様が住んでいる物件を除いて、モデルルームのように自由に見学できるようにしています。

ぜひ、足を運んで、リノベーションした居住空間を体感していただきたいと思っています。

いろいろな希望や注文を熱心に聞いてくれるか

リノベーションをするにあたって何か大切かというと、家族で住む場合、あるいはご夫婦やカップルで住む場合は、自分たちはどんな空間に住みたいのか、意見を統一しておくことです。その上で、何を優先したいのか、明確にしておくことが大切です。

意向がまとまったら、業者との打ち合わせの際に設計デザイナーにそれを伝えましょう。キッチンを優先させたい、あるいは家族団らんの場であるリビングを大切にしたいなどの希望をきちんと伝えることです。

あれもこれもと欲張っても、全部、実現できるとは限りません。空間にも予算にも制限があります。

私たちは、お客様が何を望んでいるのか、どんなライフスタイルなのか、趣味や家族構成など、いろいろお聞きするように心がけています。逆にいえば、いろいろな希望や注文を熱心に聞いてくれる業者が、よい業者の条件ということです。

お客様に満足してもらうのが私たちの最も重要な使命です。そのためにも、お客様との十分なコミュニケーションを心がけています。たとえば、平面に書かれた設計図ではどんな居住空間になるのか、一般のお客様にはイメージがつかめないでしょう。

クロスや床材など、サンプルをお見せするだけではなく、ショールームなどに足を運んでいただき、実際に使う洗面台やタイル、クロス、床材などを手にとって見てもらったり、触れたりしてもらっています。

手間がかかるようですが、こうした積み重ねによって、お互いにコミュニケーションを深めてくわけです。どうしようか迷うこともあると思いますが、ためらわず率直に聞いてみてください。

「こんなことを聞いたら、バカにされないかしら？」などと考えるのは、まったくの杞憂です。

お互いに尊重できる間柄なのか

リノベーション業者には専門家としての知識や経験、実績がありますが、それらを元にお客様によきアドバイスができると考えています。むしろ、疑問に思ったことはどんなことでも聞いて欲しいと思っています。

しかしながら、建築のプロであるがゆえに、知らず知らずに固定概念にとらわれ、お客様の自由な発想に新鮮な驚きや刺激を受けることがしばしばあります。

最高のものを作っていく為にも、「こんな空間の使い方があったら面白いのに」と思ったことがあれば、ぜひ私たちに伝えてください。あるいは、「私、この絵が一番好きなの。こんなイメージの部屋に住めないかしら？」という希望も大歓迎です。

どんな形でも結構です。お客様の住空間へのイメージや考え方を伝えてもらったら、私たち設計デザイナーのイメージもどんどん膨らみます。 リノベーションとは、お客様と私たちの共同作業でもあるのです。