マンションの管理規約のチェックポイント

マンションの管理規約は必ず確認

マンションには必ずマンション理事会が作成した管理規約と使用細目があります。購入してから、「床をフローリングにできない」「間取りの変更ができない」というのでは、リノベーションするにもかなり制約を受けるばかりか、リノベーションできないなんてことにもなりかねません。

チェックポイント

改装ができるかどうか

書類は工事の何日前に提出すればいいのか

上下階や両隣の承認が必要なのか

絶対確認しておきたいのが、「改装ができるかどうか」です。当たり前ですが、改装ができなければリノベーションは不可能です。また改装ができるとしても、フローリングの防音規定があるかどうかや、工事前の提出書類の内容なども確認しましょう。また、そうした規約があるかどうかもきちんと確認しておきたいものです。工事が始まれば、上下階や両隣に迷惑を掛けることになります。

チェック内容はマンション購入するのと大きな差はない

以上、いくつかのチェックポイントをご紹介しましたが、リノベーションを前提に中古マンションを購入するといっても、普通にマンションを購入するのと大きな差はないはずです。

ただ最も大きな点は、マンションの管理規約で改装が可能であるかどうかという点と、リノベーションに向いた物件であるかどうかです。

不動産業者にあらかじめ、リノベーションしたいという希望を言って、リフォーム前の物件を紹介してもらうといいでしょう。

業者によってはリフォームを済ませてから、売りに出すところもあります。リノベーションをするつもりならリフォームの必要はありません。しかも、リフォームにかかったコストは販売価格に上乗せされていますから、わざわざ高い物件を購入することになります。そうした点にも注意しておきましょう。