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リノベーションを行う場合のローン事情について
リノベーション住宅に住む3つの方法

リノベーション住宅に住みたい場合、基本的には3つの方法があります。
- リノベーションされた物件を借りる
- リノベーションされた物件を買う
- 自分の家をリノベーションする
最初からリノベーションされたものを買ったり、借りる場合は、自分の感性に合えば特に問題ありませんが、
自分の家や中古で家を買ってリノベーションを行うとなると、一つ問題になってくるのが、「ローン」の問題です。
家を買う時に使えるローンとリノベーションするときのローンは異なる

ご存知の通り、ローンで家を買うときは住宅ローンを使うことになります。
新築マンションであれば「頭金0円で買えます※」みたいなチラシがよくポストに入っておりますが、マンションの価格に対して100%銀行が貸してくれるということなのです。
※基本的には家を買う場合の諸費用などはこの頭金の分に含まれておりません。
ただし、中古のマンションを買ってからリノベーションを行う場合は、銀行からどれだけ借りれるのかをしっかりと把握することが必要です。
借りることのできる金額は物件によって異なりますし、借りる人の状況によっても異なります。
そのあたりを総合評価したうえで、物件価格の○%借りれるようになるのです。
銀行の判断基準は以下の通りです。
物件
- 購入時の金額
- 築年数
- 間取り
- 立地(駅からの距離や周りの施設等)
等・・
借主
- 職歴(勤めている企業と勤続年数)
- 年収
- 現在のローン残高
- ローン遅延履歴
- 合算者
等・・
もちろん、銀行によってもそれぞれの審査基準がありますので、同じ条件でもA銀行では9割・B銀行では8割という差も出てきます。
現実的な話で言うと、中古物件をリノベーションするから100%ローンを組むというのは銀行が融資基準を上げている以上、以前に比べて難しくなっております。
特に、リフォームと違いリノベーションに関しては審査をする銀行によっては理解を得られにくいのも事実です。
そのため、リノベーションの実績が豊富な会社を通じてローンの相談を行うことはリノベーションを行ううえでも非常に重要なのです。また、提携ローンを持っている会社であれば金利優遇を期待できるため、支払い総額を減らすこともできるのです。